コラムなど
私の父がアルツハイマーになったのは、私が22歳の終わり頃でした。大学卒業も就職も決まっていた時に父が仕事の失敗を繰り返し「クビ」になったのです。
当時、遠方に住んでいたので、母から電話をもらってすぐに実家に帰ると3ヶ月前に会った頃の父とは、人が変わっていました。
単純な物忘れでは無く、さっき言ったことも覚えていない様な有様で、母によると病院で「若年性アツルハイマー」と言われたとの事。 初めて聞く病名でした。
これを期に介護する生活が始まるわけですが、
実は同じ時期に当時同棲していた女性(現妻)が妊娠していたのが解りました。
もちろん私の子です。早速結婚に向けて準備がスタートします。
さらに某電子機器メーカーに就職が決まり、私の希望どうり設計部門に配属されたのですが、そこは設計の現場の中でも超忙しい部門で、配属された初日から10時間の新人研修がありこれが3ヶ月続きました。
でも自分が望んでいた職場でもあったので、それなりに楽しくやりがいがある研修と仕事でした。
という事で、介護、結婚、妊娠、就職という、どれをとっても大変なイベントがこの22歳から23歳にかけて一度に降りかかって来ました。
また父がクビになったので、代わりに母がパートに働きに行くようになり
(私も給料の一部を家に入れていましたが、結婚・出産資金のこともあり、たいした金額は入れていませんでした。)
平日の朝から、出勤までは母と私が父の面倒を見て、仕事から帰ってくるまでは、家の中に閉じ込めていました(徘徊するので)
特に昼寝をしている父は、夜は寝られず。家の中をウロウロするので私たちは、30分に一度起こされるというような日々を過ごしていました。
当時はまだ介護保険サービスが無い時でした。
アルツハイマー病は結婚にも影響しました。私の父が若年性アルツハイマーだという事を相手の両親に言った所、後日断りの連絡が入りました。
内容は「精神病の親がいる所に、娘をやれん」という事だったように思います。しかしこのときは現妻が頑張って両親を説得というか強引に押し切ったようで、この事は今でも感謝しています。
この年の6月に結婚、11月に出産、介護は続いていましたが、父も初孫(女の子)だけは可愛い様で、家に子供を連れて行くと、暴れるような事も無く、子供の面倒を見てくれていました。でもその時は、自分の孫では無く自分の子供と思っていたようです。
でも、そうしている間にも父の症状は悪化して行き2年後、精神病院に入所することになります。
とにかく、私が22歳から23歳の時に起こった一連の騒動は今では信じられない位、忙しかったし、苦しかったし、嬉しかった。
私自身若かったし、まだ将来に希望があった時期でしたなぁー。
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そうだったんですか〜

そんなに若くしていろんなことが起こってしまったんですね、しかも1年のあいだに?
23歳・・・若いお父さんだぁ。
秋虎さんご自身やお父様のことももっと書いてほしいと思いました☆
リクエストばっかりしてごめんなさい

>そんなに若くしていろんなことが起こってし>まったんですね、しかも1年のあいだに?
若いから出来たのだと思いますし、結婚する事で自分自身「しっかりしなければ」という思いもあったのだと感じます。
また、時々介護にまつわる私自身の事を書いて行きますのでよろしくお願いします。
介護と結婚が一緒になったんですね。
私も今、結婚して自分の家庭があればどうなっているんだろ・・・
今の私では無理だろうな・・・
う〜ん、すごいです。
別にすごくはないですよ。
タイミングが重なっただけですよ。介護と育児って、良く似ている所もありますし、記事にも書きましたようにアルツハイマーの父が子供のめんどうを見てくれたのは面白かったですよ。
でも、やっぱり妻の理解と協力が合ったればこそ、出来たのだと思いますよ。感謝っす。



こんにちは、@秋虎です。